ブナの里 白神館
パリパリの皮の下にはとろけるような脂とふっくらした身。白神山地の麓、西目屋村で育った野菜が彩りを添え、まろやかさの中にスパイシーな風味を隠したソースと共に味わうとまた違った印象に。
「ブナの里白神館」のある西目屋村は世界自然遺産・白神山地への玄関口。様々なアクティビティ体験の基地的役割もある。そんな立地条件もあり訪れる人々に、ここならでは食を楽しんでいただきたいという思いから、「白神の魚」料理を含めた和洋コラボメニューを開発中。現在は宿泊者の夕食に「料理長創作和洋膳」として提供している。取材当日は鯛のポワレだったが、白身魚以外も様々な調理法で食べていただきたい、自らが納得できるものをお出ししていきたいと総料理長の桜庭さんは語る。 「自分はフレンチ出身ですが今は和料理も積極的に取り入れています。白神の魚を通じて料理人同士の新たな交流も生まれたら面白くなりそうですね」。そんな期待の声も聞かせてくれた。
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