金魚ねぷたに明かりが灯ると始まる津軽三味線ライブ。心揺さぶる力強い演奏を聞きながら、白神の魚を食べる。耳に目に、舌に、五感で津軽を味わえるのが「津軽三味線ライヴあいや」だ。写真のメニューは豪快に一尾丸ごと使用した「カンパチの南蛮揚げ」。刺身でも味わえるほど新鮮なカンパチをさっくり揚げ、身はふっくら。酢が利きすぎないタレを絡めればさっぱりいただける。
　「料理でも津軽を感じていただきたいと、地元の食材にこだわっています」。県内外の方に白神の魚を食べてほしい、そのために興味をもってもらえるような料理を提供していきたいと板長の神さん。
あいやでは西海岸と大間のマグロの食べ比べも予定しているという。天然ものだけに、漁獲高や価格も年中変動する白神の魚がどんな料理に変わるのか。「今日は白神の魚ありますか？」気軽に尋ねてみてはいかがだろう。