エイジングを施した店内を照らすランプの灯り。ブリティッシュ・アンティーク・スタイルに遊び心が加わり、まるで映画の世界に入り込んだようなファンタジックな雰囲気の中で味わえる魚料理がある。
「海のない弘前で、こんなに旨い魚を身近で味わえる。地元のものを食べられるっていうのは、贅沢なことだよね」。地元の食材を地元で味わう、地産地消に魅力を感じるというオーナー、中松さんが手がける料理は、たとえば、ねぎと生姜の香り高い蒸し料理であったり、からりと揚げた魚に甘酸っぱい油淋ソースをまとわせた料理であったりと、お酒にあい、魚のおいしさを引き出す一品だ。
「シイラのように、おいしいけれどあまり流通していない魚も使っていければ」。形が不揃いだったり、まとまった量が獲れないなどの理由から市場にあまり出回らない魚も入荷するのが産地直送の魅力の一つ、と中松さんは語る。
Data
●弘前市土手町66-12
☎0172-34-9688
●11:30〜15:00、17:00〜24:00
●休/日曜の夜、月曜の昼
●GoogleMap