「自分の好きなものを詰め込んだら、こうなりました」。という店主のこだわりは、遊び心あふれるイラストや小物だけでなく、メニューにも及ぶ。洋食をメインにしながらも、その時々で変わるおすすめには季節の山菜や野菜を使った家庭料理や地魚料理も登場。おつまみ、カクテル、スイーツ、〆の食事まで、ジャンルにとらわれず、手間を惜しまず、丹念に仕上げる一品は目でも舌でも楽しませてくれるものばかり。また、刺身やカルパッチョなど一部の料理は大盛りから少量盛りまで対応してくれるため、しっかり食べたい時も、あれこれ食べたい1人客にもありがたい。加えて、メニューにないものでも材料があればリクエストにも応じてくれる懐の深さから、年齢や性別を問わず、幅広い層にファンが多い。
　「脂ののった魚が好きなので、日本海深浦サーモンも使ってみたいですね」。今後、どのようなテイストで白神の魚料理が登場するか、楽しみだ。